古田圡 満

株式会社古田土経営・税理士法人古田土会計 代表社員
江東区倫理法人会 会員

『社長の責任は社員と家族を守ること』
中小企業の社長の仕事は、社員のモチベーションを高くして社員が頑張れば利益が出る ①商品②サービス③ビジネスモデル④販売力を時代の変化に合わせて変えていくことです。 たとえコロナ禍で、売上減少が続いていても、新しい商品、サービスを開発し、新しい市場を 開拓していかなければ会社は存続できません。社長の仕事は常に未来を築くことにあります。 これはとてつもなく大変で苦しいことです。
 会社は何故存続し、発展しなければならないか、それは、会社で働いてくれている社員と家族を 守るためです。そういう意味で社長の責任は、社員と家族を守ることであると言えます。
 私達は倫理法人会で倫理の勉強をしています。その目的は何か。
私の場合は社員と家族を守り、社員に安心して働いてもらえる会社にするためです。
一番に取り組んでいるのが、社員の給与を高くする高給与経営です。世間相場の10%以上は高く、 毎年通常の賞与の他に決算期末の12月には決算賞与を支給しています。私の給与もオープンにし、 月次決算書は毎月280名の全社員に公表しています。私は社員のモチベーションを高くするコツは、 高給与だと思っています。賞与は現金で支給するととても喜んでくれます。パートさんにも支給 すると本当に喜んでくれます。
社長の1万円とパートさんの1万円では、ありがたさが全然違います。 高収益高賃金経営こそ中小企業の生き残る道ではないでしょうか。(2021.9.1)